【寄り付き概況】
21日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比153円66銭安の3万2336円86銭。
前日の米株式市場は、NYダウは163ドル高と9日続伸したが、ナスダック指数は4日ぶりに反落。米ハイテク銘柄の業績不透明感が強いとの観測から主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3.6%安となった。
東京株式市場でも半導体関連株など値がさグロース(成長)株に売りが出ている。
為替は1ドル=139円80銭前後とやや円安で推移している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種が高く、値上がりは保険、鉱業、紙パ、電力・ガス、医薬品など。値下がり上位にゴム、電気機器、化学、不動産など。
東証株価指数(TOPIX)も続落している。
個別では、東エレクやアドテストが大幅安。ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、バンナムHD、安川電、三井不も売られている。
一方、前日に決算を発表したニデックは大きく反発。第一三共やNTTも高い。
