【寄り付き概況】
26日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比76円64銭安の3万7792円87銭。
前日の米株式市場は、NYダウは81ドル高と3日ぶりに反発。米4~6月GDPの成長率が予想を上回った。ただ、ハイテク株などは安くナスダック指数は下落した。米ハイテク株安の流れを受け、東京株式市場も続落して始まった。
日経平均は小幅ながら上昇に転じる場面があった。前日に1285円安と英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった2016年6月24日以来の下げ幅を記録したことで、短期的な反発を期待した買いが入っている。外国為替市場で円相場が1ドル=153円台半ばで推移しており、25日に付けた151円台から円安・ドル高方向に戻して推移していることも支えとなっている。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
個別では、アドテストやルネサスが安い。リクルート、東京海上、富士フイルムも売られている。一方、25日に2024年12月期の業績予想を上方修正したキヤノンは急伸している。中外薬と富士通も高い。
