【寄り付き概況】
20日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前週末比25円67銭安の3万8761円71銭。
前週末17日の米株式市場は、NYダウは134ドル高と反発し、終値ベースで初めて4万ドルを突破した。
一方、半導体関連株などが軟調でナスダック指数は小幅に続落しており、米ハイテク株が冴えない展開となったことが重荷となり、日経平均株価は下落して始まった。
為替相場は1ドル=155円70銭台と前週末の夕方時点と、ほぼ横ばい圏内の動きとなっている。
イランメディアは19日、同国のライシ大統領が搭乗したヘリコプターが異常着陸する事故があったと報じた。ライシ師の安否も含めて不透明な点は多い。ニューヨーク原油先物は日本時間20日朝方の時間外取引で小幅安となっている。一方、東京市場ではINPEXが上昇するなど業種別で株式は資源関連の上げが目立っている。
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
個別では、信越化、リクルート、TDK、KDDIが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、エーザイ、ニトリHDが安い。
