【寄り付き概況】
17日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前週末比55円34銭安の3万9094円09銭。
前週末の欧州株市場は高安まちまちで、ここ最高値更新基調が続いていたドイツの主要株価指数であるDAXは5日ぶりに反落した。また、米国株市場では、景気敏感株などに売りが目立つなかNYダウは反落した。ただ、米長期金利は低下傾向にあることでハイテクセクターの一角が買われ、ナスダック総合株価指数はプラス圏で引けている。
東京株式市場では前週末に日経平均株価が300円あまりの下落となったが、きょうも上値の重い展開が予想される。3万9000円近辺は押し目買いニーズも観測され、目先円高傾向にある外国為替市場の動きなどを横にらみに上下に不安定な地合いとなりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)も朝安後に上昇している。
個別では、ファストリやソニーG、アサヒが上昇している。一方、オリンパスやリクルート、ホンダが下落している。
