続落スタート、半導体関連株が安い

【寄り付き概況】

 
22日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比171円15銭安の3万3182円99銭。
 
前日の米国株市場では見送りムードのなか、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに反落した。FOMC議事要旨は追加の金融引き締めの可能性を示唆する内容であったことが市場センチメントを冷やす格好となり、上値の重い展開を強いられた。
 
東京株式市場では週明け20日のザラ場に7月につけた年初来高値(33年8カ月ぶり高値)を上回る場面があったが、その後は利益確定の動きに押されている。きょうも米株安を受け、朝方は買いを手控える動きが優勢となった。
 
日本時間22日朝に米エヌビディアが発表した発表した2023年8〜10月期決算は売上高、1株利益とも市場予想を上回った。ただ、発表後の時間外取引では軟調に推移。21日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落したこともあり、東京市場でも値がさのハイテク株が売られ、日経平均の下げ幅は一時170円を超えた。
 
ただ、下げ一巡後は押し目買いが入り、上昇に転じた。堅調な企業業績や米金融引き締めの長期化懸念の後退などを背景に、相場の先高観は強い。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、ファストリや中外薬、セコムが高い。一方、東エレクやアドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)は安い。
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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