【寄り付き概況】
22日の日経平均株価は前日比381.71円安の3万2189.32円で寄り付いた。
前日の米株式市場は、NYダウは370ドル安と3日続落。金融引き締め長期化が警戒されるなか、米10年債利回りが約16年ぶりの水準に上昇したことなどが警戒された。これを受けた、東京株式市場も日経平均株価は値を下げて始まった。今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、その内容が注目されている。
内容次第では株式相場が大きく動意付く可能性もあり、市場では「結果を確認するまでは押し目買いも入れにくい」との声も聞かれている。
日経平均は前日までの3日間で1000円近く下落した。ただ今のところ自律反発狙いの買いを入れる動きは限られている。
割高感が意識されるハイテク株への売りが目立った。東京株式市場では東エレクなど半導体関連を中心に売りが出ている。
東証株価指数(TOPIX)も続落している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、3業種が高く、値上がりは空運など。値下がり上位に非鉄、機械、銀行、海運、鉄鋼、不動産など。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が安い。ダイキンやアドテストも下落した。一方、HOYAやニコン、小田急が高い。
