続落スタート、利益確定売り

【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は小幅に続落して始まった。始値は前日比22円97銭安の2万3911円46銭。
 
18日のNYダウ工業株30種平均が下落したことに加え、日本株が年初来高値圏で推移してきたため、利益確定売りが優勢となっている。
日経平均が前日の調整でやや値ごろ感も出ており、引き続き上値は重いものの下値抵抗力を発揮しやすい地合いとなっている
米マイクロン・テクノロジーの好決算発表を背景に半導体関連株などには追い風が意識されそうだ。
 
米低金利政策の継続期待を支えに下げ幅は限定的となっている。市場からは「来年の企業業績の回復期待は強く、投資家も積極的に売る気配はない」との見方があった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種が高く、値上がり上位に鉱業、情報通信、医薬品など。値下がりで目立つのは海運、紙パルプ、証券など。
 
個別では、いすゞ、昭和電工が安く、野村、ファナックは軟調。東エレクや信越化、オリンパス、スクリンが安い。ニトリHDやファストリも売られている。
半面、日立、富士フイルム、トヨタが買われ、アドバンテス、三菱UFJ、Casaはしっかり、
ソフトバンクグループ(SBG)やKDDI、資生堂は高い。
 
テクニカル的には、サカタのタネ(1377)、ホクリョウ(1384)、前田道(1883)、フィールズ(2767)、ティーライフ(3172)、JPNミート(3539)、コロプラ(3668)、アミューズ(4301)、CEHD(4320)、テルモ(4543)、藤倉化(4620)、CKサンエツ(5757)、IRJ(6035)、東洋電(6505)、三桜工(6584)、星和電(6748)、ミクニ(7247)、フジコーポ(7605)、オリンパ(7733)、パラマウント(7817)、サンゲツ(8130)、エネクス(8133)、MrMAX(8203)、テンアライド(8207)、パルコ(8251)が動兆。

 

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