【寄り付き概況】
7日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比157円67銭安の3万6002円99銭。
前日の欧州株市場では独DAXが史上最高値を更新するなど主要国の株価指数が総じて上値を指向した。
一方、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇したものの、半導体関連などハイテク株の一角が軟調に推移し、ナスダック指数は大引けこそ小幅上昇で取引を終えたが、場中はマイナス圏で推移する時間が長かった。
これを受けて東京株式市場でも買い手控えムードが強い。米長期金利の低下を背景に外国為替市場では日米金利差縮小から足元で1ドル=147円台後半とドル安・円高方向に振れていることも、輸出セクターを中心に逆風材料となっている。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、ダイキンが急落している。KDDIとTDKが安い。一方、トヨタが大幅高となり、連日で株式分割考慮後の上場来高値を更新した。ホンダと三菱商も買われている。
