続落スタート、円相場の上昇が重荷

【寄り付き概況】
 

 
20日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比221円70銭安の3万8942円91銭。
 
 主力株を中心に売り優勢の地合いで日経平均は3万9000円大台攻防を意識する展開。前日はドイツやフランスなど主要国の株価が総じて利益確定売りに押されたが、米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数がいずれも小幅ながらプラス圏で着地した。
 
ただ、東京株式市場では日銀の追加利上げが前倒しで行われることへの警戒感が拭えず、足もとで10年債利回りの急ピッチの上昇を懸念視するムードが強い。日経平均は取引時間中も長期金利や外国為替市場の動向を横目に神経質な動きが予想されるだろう。

東証株価指数(TOPIX)も続落している。

個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、東エレクが下落している。一方、アドテストやルネサス、オムロンが上昇している。

 

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