続落スタート、低調な米経済指標受け

【寄り付き概況】

6日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比224円12銭安の2万7589円14銭。

日経平均は前日に470円あまりの大幅安に売られたが、きょうも主力ハイテクセクターなどを中心にリスク回避目的の売りが優勢の展開となっている。
前日発表された米国の経済指標が市場コンセンサスを下回る内容で、米景気減速に対する警戒感が改めて強まっている。米国株市場ではディフェンシブストックが買われ全体を支えたが、景気敏感株やハイテクセクターには売り圧力が強かった。東京株式市場でもこれを受けて買い手控えムードの強い地合いとなっている。
日経平均は前日の急落を受け値ごろ感からの押し目買いも想定されるが、外国為替市場でドル安・円高に振れていることは買い手控え材料となるほか、あすの米雇用統計発表を前に上値は重そうだ。

東証株価指数(TOPIX)も続落して始まった。

個別では、半導体関連では信越化やアドテストも安い。ファナックやトヨタの下げも目立つ。ソニーGやダイキンも下落した。一方、ディフェンシブ株は堅調で、エーザイが高い。武田やアステラスも上昇している。
 

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