続落スタート、コロナ変異種への懸念

【寄り付き概況】

22日寄り付きの日経平均株価は前日比155円09銭安の2万6559円33銭と3営業日続落スタート。
 
再び新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が世界的に高まっており、前日の欧州株式市場では英国で確認された新型コロナの変異種を警戒して、リスクオフに傾き軒並み大幅安となった。米国株市場ではNYダウが一時400ドルを超える下げとなり3万ドル大台を割り込んだが、追加経済対策期待からその後は戻り歩調となり結局小幅プラス圏で着地した。
 
ただ、東京株式市場では国内でも感染拡大に歯止めがかからなくなってきた新型コロナの感染者数を横目に買い手控えムードが続きそうだ。下値では日銀のETF買いが予想されるものの、海外機関投資家の参戦が見込めず全体売買代金が減少傾向にあるなか、先物を絡めたインデックス売買でボラティリティが高まる可能性もある。
 
個別では信越化、トヨタ、ソニーが安く、ファナック、三井不は軟調となっている。半面、ファーストリテ、中外薬が堅調となっている。

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