続落スタート、ウクライナ情勢を警戒

【寄り付き概況】

21日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前週末比350円49銭安の2万6771円58銭。週明けからウクライナ情勢の緊迫化を伝える情報が相次いでおり、投資家の運用リスクを避ける姿勢が一段と強まっている。下げ幅は一時500円を超えた。
 
前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が揃って下落した。引き続きウクライナ情勢を巡る有事リスクが重荷となっている。
 
これを受けて東京株式市場でも押し目に積極的に買い向かう動きは想定しにくい。一方で、国内外で新型コロナウイルスの感染拡大が下火となっていることはポジティブ材料として捉えられる。足もとリスク回避ムードは強いが、米10年債利回りも足もと1.9%台前半まで低下していることもありハイテク株など売り一巡後は下げ渋る展開も予想される。

 

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