続落、NYダウ下落を受け売り先行

【寄り付き概況】

8日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比133円08銭安の2万2481円61銭。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、経済活動の再開が遅れている米国で前日の株式相場が下落し、国内市場にも海運株や鉄鋼株など景気敏感株を中心に売りが先行している。
 
東京都で連日100人を超える新規感染者が確認されるなど、国内でも感染者数の高止まりが続く。消費などへの影響が長引くとの見方が投資家心理の重荷になっている。
決算を迎える上場投資信託(ETF)の分配金を捻出する目的の売りも指数の押し下げにつながっているようだ。ただ押し目買い意欲も強く、朝安後は下げ幅が縮んでいる。
 
また、為替は1ドル=107円50銭前後と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、1業種が高く、値上がりは電力・ガスのみ。値下がり上位は海運、空運、鉱業、不動産、非鉄行など。
 
個別では、ソフトバンクG、ソニーが売られ、東エレクは7日ぶりに反落、アドバンテス、信越化、スクリンも下落している。三菱UFJ、三井住友、みずほFG、第一生命やT&Dや日本電産、キーエンス、TDKが軟化、日本製鉄、JFE、コマツ、日立建機、スズキやマツダが値を下げ、任天堂、ファーストリテは続落している。
 
半面、武田、アステラス薬、第一三共、塩野義、中外薬、大日本住の薬品株がしっかりし、TOWA、日本通信、ネクステージは値を上げている。村田製、帝人は堅調で、日本調剤、コスモス薬品、ハニーズHDも上昇している。
 
 
テクニカル的にはM&A(2127)、COOK(2193)、DyDo(2590)、ユイカフェ(2597)、ヨシムラ(2884)、神栄(3004)、JINS(3046)、Hamee(3134)、三栄建築(3228)、BEENOS(3328)、シップ(3360)、ソフトクリ(3371)、RSTECH(3445)、ケイアイ(3465)、アグレ都市(3467)、スシロー(3563)、コーエー(3635)、エムアップ(3661)、プロシップ(3763)、巴川(3878)、DS(3925)、ビーグリー(3981)、大有機(4187)、ラクスル(4384)、アルテリア(4423)、SBテク(4726)、大塚商(4768)、EMシス(4820)、メック(4971)、アドバネク(5998)、デザインワン(6048)、Jマテ(6055)、ライドオン(6082)、ストライク(6196)、セラク(6199)、ナブテスコ(6268)、SMC(6278)、ローツェ(6323)、化工機(6331)、CKD(6407)、ルネサス(6723)、ティアック(6723)、ホトニクス(6965)、プロレド(7034)、プレミア(7199)、コンドーテック(7438)、アルビス(7475)、PLANT(7546)、長野計器(7715)、IFIS(7833)、萩原工業(7856)、日産東(8291)、ハマキョウ(9037)、ゲンキー(9267)、アイン(9627)、いであ(9768)、関西スパ(9919)、東テク(9960)が動兆。
 
人気は地盤(6072)、識学(7049)、スーパーバリュ(3094)、マニー(7730)、サンデン(6444)、サイバーセキュ(4493)、薬王堂(7679)、ウェルビー(6556)、シャノン(3976)、TKP(3479)、エコミック(3802)、ケアネット(2150)、ユナイテッドスーパー(3222)、SanSan(4443)、加賀電子(8154)。
 
 

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