【寄り付き概況】
27日の日経平均株価は前日比38.30円安の2万2854.39円と続落で寄り付いた。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに軟調でアップルをはじめハイテク株への売りが目立っており、これが東京市場の地合いを悪くした。
外国為替市場でも1ドル=113円20銭近辺の推移と前日より円高傾向で推移、輸出株中心に向かい風となっている。
今日は12月決算銘柄の権利落ち日にあたり、その影響も考慮される。12月の配当落ち(推定33円程度)の影響もあり、さえない動きとなっている。
ただ、株価が下がれば日銀のETF買いが予想されるほか、薄商いのなかで下値を売り込む動きは限定的との見方も強い。
寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、石油、海運、紙パルプ、証券など。
個別では、すかいら-く、JTが下押し、ニトリHDは軟調。サンフロンティアが売られ、ブロードリーフは大幅安。キヤノン、ファナック、安川電、ブリヂストン、トヨタが売られている。
半面、ファーストリテが買われ、ソフトバンクG、SBI、三菱UFJが買われ、川重が急伸し、JXTG、東エレク、SUMCOが上昇、オプトランは大幅高となっている。
225先物はアムロ・ドイツ・みずほ・クレディが買い越し。
SBI・モルスタ・UBS・パリバ・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物は野村・みずほ・シティ・メリルが買い越し。
GS・ソジェン・大和・三菱・ドイツ・SBIが売り越し。
外資系等は、川重(7012)、ショーボンド(1414)、住友林(1911)、森乳(2264)、カーリット(4275)、前田工繊(7821)、千葉銀(8331〉、ふくおか(8354)に注目。
テクニカル的には、飛島(1805)、関電工(1942)、リニカル(2183)、NSSOL(2327)、キューブ(2335)、ティア(2485)、ラクーン(3031)、Jフロント(3086)、BEENOS(3328)、スシロー(3563)、オプティム(3694)、セック(3741)、AOI(3975)、PI(4290)、花王(4452)、JCRファーマ(4552)、りらいあ(4708)、ソフトバンクテク(4726)、ノエビア(4928)、LIXIL(5938)、中国工(5974)、シグマクシス(6088)、ローランドDG(6789)、Uアローズ(7606)、オーバル(7727)、フジシール(7864)、ピジョン(7956)、H2O(8242)、イズミ(8273)、住友不(8830)、富士急(9010)、南海(9044)、宇徳(9358)、吉野家(9861)が動兆。
