日経ジャスダック平均は前日比67.56円安の3351.18円と続落。
北朝鮮リスクを警戒し、運用リスクを回避する目的の売りが膨らんだ。
また、中国が仮想通貨に関する規制を実施すると発表したことを背景に、ビットコイン価格が急落した。これに伴い関連銘柄が大きく値下がりし、投資家心理が急速に冷え込んだ。仮想通貨関連株は人気が高かっただけに、「個人投資家が利益を確保しようと換金売りを急いでいる」され、新興企業市場全般の地合い悪化につながった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1055億円、売買高は2億1470万株だった。
値上がり銘柄数は87、値下がり銘柄数は601となった。
個別では、デジタルアドベンチャーが一時ストップ安と急落した。クルーズ、ドーン、極楽湯ホールディングス、ウェッジホールディングス、イーサポートリンクなど26銘柄は年初来安値を更新。
ラクオリア創薬、ジェクシード、明豊エンタープライズ、フィスコ、INESTが売られた。
一方、フライングガーデン、細谷火工がストップ高。アマガサ、清和中央ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ケア21、石垣食品、創通、システムズ・デザイン、日本エス・エイチ・エルなど18銘柄は年初来高値を更新。重松製作所、夢みつけ隊、オービス、東北特殊鋼、興研が買われた。
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