続伸後、堅調な展開か

11日の日経平均株価は続伸後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8900円-2万9200円。
NYダウ平均は464ドル高の32297ドルで取引を終えた。2月の米消費者物価指数が弱めの内容となったことで、インフレへの懸念が後退。経済対策法案が下院を通過したことも支援材料となり、景気敏感セクターに強い買いが入った。NYダウが史上最高値を更新したことを受け、買い先行スタートとなりそう
物色に濃淡が出ると思われる分、積極的に上値を追う流れにはならないとみるが、プラス圏で落ち着いた動きが続くと予想する。
引き続き、時間外取引での米株価指数先物や中国・上海総合指数などの動向に左右される展開が予想される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(10日は108円72-74銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同129円19-23銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比125円高の2万9105円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■アゼアス <3161>
今期経常を一転66%増益に上方修正、配当も13円増額。
 
■フェニックスバイオ <6190>
ウロキナーゼ型プラスミノーゲンアクチベーター・トランスジェニックマウスの継続出願に関する米国特許査定を受領。
 
■アトラエ <6194>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■カプコン <9697>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■ハビックス <3895>
今期経常を32%上方修正、配当も3円増額。
 
■神島化学工業 <4026>
今期経常を17%上方修正、配当も5円増額。
 
■サイバーエージェント <4751>
3月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。最低投資金額は現在の4分の1に低下する。
 
■ティアック <6803>
Peach Aviation、朝日放送テレビと機内デジタルサービスを共同開発。
 
■フロンティア・マネジメント <7038>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.56%にあたる18万株(金額で3億0384万円)を上限に、3月11日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■トーシンホールディングス <9444>
5-1月期(3Q累計)経常が2倍増益で着地・11-1月期も25%増益。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
11(木)
【国内】
2月企業物価指数(8:50)
2月都心オフィス空室率(11:00)
20年国債入札
《決算発表》
ドーム、ラクスル、菱洋エレク、ステムリム、鎌倉新書、アイモバイル、サムコ、ネオジャパン、シルバーライフ、巴工業、スバル興、トーホー、Casa
 
【海外】
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
 
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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