続伸後、上値の重い展開か

 
13日の日経平均株価は続伸後、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8400円-2万8800円。
NYダウ平均は126ドル高の34996ドルで取引を終えた。
決算発表を控えた金融株に先回りの買いが入ったほか、テスラやウォルト・ディズニーが大幅高となるなど、先週からの良好な地合いが継続。ダウ平均は節目の3万5000ドルを上回る場面もあった。
きのう12日の強地合いや、現地12日の米国株式市場で、NYダウやナスダック総合指数が連日で史上最高値を更新した動きなどから、買いが先行するとみられる。
ただ、日経平均株価は、5月下旬から6月にかけて、2万8500円から2万9400円の間を推移していただけに「戻り待ち圧力が強まる可能性もある」との見方もあり、上値を抑えられる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(12日は110円04-06銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の後半(同130円70-74銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比155円高の2万8655円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ビットワングループ <2338>
タイに生産拠点を持つEV(電気自動車)メーカーのFOMMと資本業務提携。EV事業に参入。3-5月期(1Q)経常は赤字縮小で着地。
 
■WACUL <4173>
3-5月期(1Q)経常は6700万円で着地。通期計画の2億2800万円に対する進捗率は29.4%となった。
 
■デザインワン・ジャパン <6048>
今期経常を24倍上方修正。
 
■ライク <2462>
今期経常は3%増で3期連続最高益、前期配当を8円増額・今期は2円増配へ。
 
■マーチャント・バンカーズ <3121>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.43%にあたる12万株(金額で3600万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月13日から8月20日まで。
 
■黒谷 <3168>
9-5月期(3Q累計)経常が13倍増益で着地・3-5月期は黒字浮上。
 
■メドレックス <4586>
マイクロニードルのアプリケータ(挿入器具)に関する米国特許査定を取得。
 
■ティムコ <7501>
今期経常を2.5倍上方修正。
 
■シノケングループ <8909>
上期経常を65%上方修正。
 
■タマホーム <1419>
今期経常は2%増で4期連続最高益、10円増配へ。また、26年5月期に営業利益200億円(21年5月期は109億円)を目指す中期経営計画を策定。6月受注高は前年同月比28%増。
 
■クシム <2345>
「IT導入補助金2021」のIT導入支援事業者に採択。オンライン学習管理システム「SLAP」がITツールとして認定。
 
■MonotaRO <3064>
6月売上高は前年同月比17.8%増と増収基調が続いた。
 
■クリエイトSDホールディングス <3148>
今期経常は4%増で3期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は2円増配へ。
 
■コスモス薬品 <3349>
今期経常は微増で14期連続最高益、前期配当を15円増額・今期は10円増配へ。
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
13(火)
【国内】
20年国債入札
《決算発表》
東宝、イズミ、松竹、パルGHD、リテールPT、コシダカHD、松屋、東京個別、キャンドゥ、柿安本店、ラクトJPN、三協立山、AIT、クリーマ、Gunosy、エコス、ライトオン、イートアンドH、モリト、エヌピーシー、カネコ種、イージェイHD、住江織、フィルカンパニ、佐鳥電機、シグマ光機、MORESCO、スタジオアタオ、エルテス
 
【海外】
中国6月貿易収支
米6月消費者物価指数(21:30)
米6月財政収支(7/14 3:00)
米30年国債入札
《米決算発表》
JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、ペプシコ
 

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