続伸後、上値の重い展開か

26日の日経平均株価は続伸後、上値の重い展開か。
日経平均株株価の予想レンジは2万7900円-2万8200円。
東京株式市場が休場の間の米国株は堅調。NYダウ平均は23日まで4日続伸となり、23日は238ドル高の3万5061ドルで取引を終えた。終値での3万5000ドル超えは初となる。
 米国株の強い動きを受けて、大きく水準を切り上げる展開を予想する。
 
前週21日に下げ渋る動きとなったことや、前週末23日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が揃って史上最高値を更新した動きから、買い先行のスタートとなろう。ただ、東京都の新型コロナウイルス新規感染者数がきのう25日に1763人となり、6日連続で1000人を超えた。感染拡大のペースが落ちないなか、景気回復の後ズレが警戒され、模様眺めムードが広がりそう。
一方、全国的に猛暑が続いていることから、猛暑関連銘柄に関心が向かう場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(前週21日は110円08-10銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円前後(同129円46-50銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同21日の大阪取引所清算値比620円高の2万8180円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■グローバルウェイ <3936>
今期経常を27倍上方修正。
 
■アジュバンコスメジャパン <4929>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
 
■東京製鐵 <5423>
今期経常を83%上方修正。
 
■プロルート丸光 <8256>
簡易株式交付によるマイクロブラッドサイエンスの子会社化が成立。
 
■インフォマート <2492>
上期経常を2.6倍上方修正。
 
■野村不動産ホールディングス <3231>
4-6月期(1Q)経常は80%増益で着地。
 
■チェンジ <3962>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.85%にあたる62万2800株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月16日から9月30日まで。
 
■イトーヨーギョー <5287>
今期最終を一転4倍増益に上方修正。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
26(月)
【国内】
6月全国百貨店売上高(14:30)
《決算発表》
中外薬、日東電、スタンレ電、富通ゼネ、マクニカ富士、ナガワ、インソース、栄研化、信越ポリ、トランコム、蝶理、日精線、ピーシーエー、高純度化、KIMOTO
 
【海外】
独7月Ifo景況感指数(17:00)
米6月新築住宅販売(23:00)
米2年国債入札
《米決算発表》
テスラ、ロッキード・マーティン

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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