21日の日経平均株価は続伸後、もみ合いか。
日経平均株価予想レンジ：2万2600円－2万2900円。
きのう20日の日経平均株価は下げ渋る動きをみせていたことや、前日の米国株市場では主要株指数が揃って上昇したが、ナスダック総合指数の上昇が顕著で260ポイントあまりの大幅高となり史上最高値を更新したことなどから、買い優勢のスタートが見込まれる。
ただ、20年4－6月期決算発表の本格化を前に、手掛かり材料に乏しく、新型コロナウイルス感染症の拡大懸念もあり、手控えムードが広がる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル＝107円台の前半（20日終値は107円16－17銭）、ユーロ・円が1ユーロ＝122円台の後半（同122円75－79銭）と小動き
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比140円高の2万2790円だった。
日程面では、きょうは6月のCPI、6月の白物家電出荷額、6月の食品スーパー売上高、6月の全国百貨店売上高など。海外では豪中銀が金融政策決定会合の議事要旨発表など。
【好材料銘柄】
■GMOアドパートナーズ <4784>
今期経常を35％上方修正。
■HPCシステムズ <6597>
量子コンピュータのアプリケーションを開発するQunaSysと業務提携。量子コンピュータを応用した量子化学計算領域の技術開発で協業する。
■テラプローブ <6627>
上期最終を3.3倍上方修正。
■GMOフィナンシャルホールディングス<7177>
非開示だった上期経常は83％増で2期ぶり最高益更新へ。
■ANAP <3189>
株主優待制度を拡充。20年8月末から保有株数に応じて贈呈する優待割引券の枚数を2～5枚(現行は1～3枚)に増やす。
■リプロセル <4978>
脊髄小脳失調症を対象とした再生医療製品「ステムカイマル」の第2相臨床試験について、10医療機関との治験契約締結を完了。
【主な経済指標・スケジュール】
21（火）
【国内】
6月全国消費者物価指数（8:30）
20年国債入札
《決算発表》
日電産、ディスコ、富通ゼネ、マクアケ、ナガセ、三谷産、日鋳造
【海外】
《米決算発表》
コカコーラ、ロッキードマーチン、フィリップモリス、テキサス・インスツルメンツ、インテュイティブ・サージカル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
