続伸後、もみ合いか

31日の日経平均株価は続伸後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、2万6600円-2万7000円を想定。
先週末の米国株は上昇。ダウ平均は564ドル高の34725ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、前週末に反発した動きや、現地28日の米国株式が反発したことから、買い優勢のスタートが見込まれる。21年4-12月の決算発表が本格化したことから、消去法的に好業績銘柄への物色が中心になりそう。
一方で、東京株式市場では先週末にアップルの時間外の上昇を消化して日経平均が大幅高となっており、その分は割り引いて考える必要がある。戻り待ちの売りが控えているとみられ、上値は重そう。
業績為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の前半(前週末28日は115円64-66銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円76-80銭)と、やや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比40円安の2万6670円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■ユアテック <1934>
今期経常を一転2%増益に上方修正、配当も2円増額。
 
■フィル・カンパニー <3267>
発行済み株式数(自社株を除く)の8.91%にあたる50万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月31日から2月28日まで。
 
■ホットリンク <3680>
前期最終を35%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■アイリッジ <3917>
フィンテック事業を展開する子会社フィノバレーが三菱電機 <6503> と資本業務提携。デジタル地域通貨事業やスマートシティ・スーパーシティ事業で協業するほか、三菱電機を割当先とする第三者割当増資を実施する。
 
■新日本電工 <5563>
前期最終を95%上方修正。
 
■協栄産業 <6973>
今期最終を2.4倍上方修正・32期ぶり最高益、配当も10円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.3%にあたる4万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■CRGホールディングス <7041>
キッズスペース併設型コールセンター・BPOサービスを展開するママスクエアと資本業務提携。
 
■七十七銀行 <8341>
4-12月期(3Q累計)経常は23%増益で着地。また、株主優待制度を新設。毎年3月末時点で300株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、保有株数に応じて3000~1万円相当の地元特産品またはギフトカードを贈呈する。寄付することもできる。
 
■NECキャピタルソリューション <8793>
今期経常を20%上方修正、配当も10円増額。
 
■東京応化工業 <4186>
前期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■ハイマックス <4299>
今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。
 
■ブロードメディア <4347>
今期経常を13%上方修正。
 
■コタ <4923>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。また、3月31日現在の株主を対象に1→1.1の株式分割を実施。
 
■アルプスアルパイン <6770>
今期経常を17%上方修正。
 
■トプコン <7732>
今期経常を10%上方修正。
 
■ホクシン <7897>
今期経常を33%上方修正、未定だった配当は1.5円増配。
 
■SGホールディングス <9143>
今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
31(月)
【国内】
12月鉱工業生産指数(8:50)
12月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
第一三共、JR東海、コマツ、レーザーテク、京セラ、JR東日本、塩野義、味の素、TDK、小野薬、NEC、マキタ、りそなHD、JR西日本、商船三井、住友化、日立金、積水化、JSR、LIXIL、阪急阪神、大ガス、コーエーテクモ、ヒロセ電、日立建、SCSK、ガイシ、清水建、栗田工、日野自、大日住薬、静岡銀、京成、東洋水産、アコム、三菱自、スタンレ電、東電力HD、日精工、日立物、特殊陶、東北電、京都銀、九州電、中国電、住友重、きんでん、ゼオン、エフピコ、あおぞら、SMS、三和HD、Jパワー、NESIC、PALTAC、南海電、アズワン、大和工、三菱倉、セリア、大特鋼、NSD、丸和運輸、トッパン・F、関電工、オークマ
 
【海外】
休場:中国(春節、~2/6)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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