続伸スタート。米株市場の最高値更新、円安進行受け心理改善

【寄り付き概況】
13日の日経平均株価は、前営業日比97円07銭高の1万9873円69銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、8.78ポイント高の1636.23で始まった。
 
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに上昇し過去最高値を更新、外国為替市場では1ドル=110円台に入る円安に振れており、これを受けて主力株中心に広範囲にリスクを取る動きが継続、投資家心理が改善し、買いが先行している。

北朝鮮を巡る地政学リスクへの懸念がひところより後退していることが相場にプラスに働いている。
ただショートポジションの買い戻しは一巡したとみられる。
 
日経平均は前日までの2日間で500円強の上昇をみせており、目先筋の利益確定売り圧力の顕在化が予想されるなか、買い一巡後は伸び悩む可能性もあるだろう。
 
リバウンド一巡感が意識されてくるなかでは、急ピッチの調整をみせていた中小型株への見直しも意識されてきやすい。需給整理も進捗しているとみられ、下げのきつかった銘柄への短期的なリバウンドを狙った売買が注目される。

寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種前後が高く値上がり上位に銀行、非鉄、証券、鉄鋼、機械など。

個別では、三菱UFJ、三井住友、野村、第一生命、東京海上などの金融セクターが買われている。ソフトバンクG、トヨタ、日産自が上げ、日電産やパナソニック、ダイキン、日立などに買いが入っている。
半面、ファーストリテが売られ、村田製、SUMCOも軟調。大東建託、鹿島もさえない。

 
本日、エスユーエス<6554>がマザーズ市場へ上場した。現在、公開価格である2300円に買いが約20万6300株、売りが約7万9300株、差し引きでは約12万7000株の買い気配なっている。
 
225先物はソジェン・JP・SBI・ドイツ・モルスタ・野村・カブコムが買い越し。
アムロ・みずほ・三菱・メリル・UBS・GSが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・ドイツ・JP・SBIが買い越し。
みずほ・UBS・パリバ・ソジェンが売り越し。
 
テクニカル的には、昭和産(2004)、SMS(2175)、ヤクルト(2267)、いちご(2337)、コア(2359)、JBR(2453)、双日(2768)、アリアケ(2815)、スタートト(3092)、三越(3099)、日清紡(3105)、日東紡(3110)、マクニカ富士(3132)、飯田(3291)、クリレス(3387)、イチカワ(3513)、ブロード(3673)、ラサ工(4022)、東ソー(4042)、セ硝(4044)、大阪曹達(4046)、カーバイド(4064)、堺化学(4078)、大日精(4116)、サイバネト(4312)、ハリマ(4410)、中外薬(4519)、北興化(4992)、クミアイ(4996)、洋ゴム(5105)、BS(5108)、石塚硝子(5204)、フジミイン(5384)、虹枝(5603)、三井金(5706)、沖電線(5815)、洋缶(5901)、ライクキッズ(6065)、Nフィールド(6077)、東芝機械(6104)、滝澤鉄(6121)、土木管理(6171)、三井海洋(6269)、TOWA(6315)、栗田工(6370)、富士電機(6504)、日電産(6594)、WSCOPE(6619)、パナ(6752)、鈴木(6785)、クラリオン(6796)、本多通信(6826)、エスペック(6859)、京セラ(6971)、東海理化(6995)、名村造(7014)、FPG(7148)、日産(7201)、トヨタ(7203)、三菱自(7211)、エフテック(7212)、新家工(7305)、コンドーテック(7438)、ドウシシャ(7483)、PCデポ(7618)、A&D(7745)、萩原工(7856)、フジシール(7864)、ウッドワン(7898)、兼松サス(7961)、紅(8002)、キャノンMJ(8060)、西華産業(8061)、神鋼商事(8075)、昭光通商(8090)、松屋(8237)、井筒屋(8260)、ジャフコ(8595)、アイザワ(8708)、リロ(8876)、東武(9001)、京成(9009)、丸全運(9068)、ニッコン(9072)、郵船(9101)、四国電(9507)、アサツー(9747)、ニチイ学館(9792)、モリト(9837)が動兆。

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