【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比228円42銭高の2万8338円81銭。
前日の米株式市場は、NYダウが349ドル高と反発。原油価格の下落が好感され、ハイテク株などが上昇した。日経平均株価は前日まで8日続伸しているが米国株の上昇を受け、この日も値を上げてスタートした。為替は1ドル=122円30銭前後と大幅な円安で推移している。輸出関連株の一角も買われた。
寄り付き直後は上げ幅が一時200円を超えていた。24日、主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数が5%上昇したことから半導体関連株などが買われ指数を押し上げた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅高となっている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がりは電気機器、ゴム、空運、鉄鋼、輸送用機器、サービスなど。値下がりは海運、保険、石油など。
業種別では、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株や、ソニーG、村田製などの電気機器株が上昇。三井物産、三菱商などの卸売株や、SUMCO、リンナイなどの金属製品株も高い。JAL、ANAなどの空運株や、日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株も堅調。塩野義薬、中外薬などの医薬品株や、三井金属、住友鉱などの非鉄金属株も上げている。
