【寄り付き概況】
12日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比62円56銭高の2万7985円93銭。
イースター休暇明けとなった前日の欧州株市場は全面高となったが、米国株市場の方は主要株価指数が高安まちまちの展開で、東京株式市場も方向感が定まりにくい。
日本時間今晩に発表が予定される3月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑から、売り買いともにポジションを一方向には傾けにくい状況にある。日経平均は比較的狭いゾーンでの値動きで、フシ目の2万8000円台を巡る攻防が想定される。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が11日に日本株への追加投資の検討を表明した。すでに購入している大手商社株の保有比率上昇にも言及し、12日も丸紅や三菱商など総合商社株が引き続き買われている。
東証株価指数(TOPIX)も続伸している。
個別では、SBGとコマツが上昇。花王とブリヂストンも買われている。一方、東エレクが安い。オリンパスとNTTデータは売られている。
