続伸スタート、訪日消費の回復期待など

【寄り付き概況】

9日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比203円92銭高の2万8648円11銭。

前日の米国株市場ではパウエルFRB議長の米下院での議会証言が前日同様にタカ派的な内容だったことから、主要株価指数は上値の重い展開となり主要株価指数は高安まちまちとなった。
ただ、引けにかけて上値指向を示しており、東京株式市場でもこの流れを引き継いでリスクを取る動きが優勢となっている。あすのメジャーSQ算出や、2月の米雇用統計発表を控え、買い一巡後は様子見ムードが広がる可能性も考えられる。

外国為替市場で1ドル=137円台の推移と円安水準をキープしていることは、輸出セクターを中心に株価の下支え材料となりそうだ。

今後のインバウンド(訪日外国人)消費の本格回復、東証による低PBR(株価純資産倍率)企業への資本効率の改善要請なども引き続き相場の支えとなっている。

東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

個別では、東エレクや信越化が高い。ファナック、HOYA、セブン&アイ、東京海上、味の素なども買われている。半面、エーザイや電通グループ、マツダは安い。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次