続伸スタート、米株高支え

【寄り付き概況】

20日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比225円70銭高の2万7210円79銭。
 
前日の米国株市場では消費関連株やハイテク株など幅広く買い戻しが入り、NYダウは3日ぶりに大幅反発し、ナスダック総合株価指数の上昇率は2%を超えた。これを受け東京市場でも主力輸出株をはじめリスクを取る動きが強まっている。
 
外国為替市場では1ドル=129円台まで一段と円安が進んでおり、ハイテクセクターや自動車株には追い風が意識されやすい。ただ、輸入コストの上昇など急激な円安のデメリットも意識されそうだ。今週から3月期決算企業の決算発表が徐々に本格化することで、これを目前にして、買い一巡後は物色の矛先が鈍る可能性もあるだろう。
 
業種別では、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、オリンパス、HOYAなどの精密機器株が上昇。ソニーG、村田製などの電気機器株や、TOYO、ブリヂスなどのゴム製品株も高い。LIXIL、リンナイなどの金属製品株や、帝人、東レなどの繊維株も堅調。JAL、ANAなどの空運株や、信越化、花王などの化学株も上げている。

 

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