【寄り付き概況】
12日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比315円85銭高の3万3107円65銭。
前日の欧州株市場は高安まちまちの展開ながら、米国株市場では主力株を中心に根強い買いが続き、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに連日の年初来高値更新となった。これを受けて東京株式市場でも引き続き戻りを試す展開となっている。
外国為替市場ではドルを買い戻す動きが継続しており、1ドル=146円台まで円安方向に振れていることは輸出セクターを中心に追い風材料として意識される。ただ、日本時間今晩の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、買い一巡後は上値が重くなる可能性もあるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、スクリンが年初来高値を更新した。アドテストが高い。オムロン、ダイキンが買われている。一方、三菱UFJや三井住友FGが安い。東電HDが売られている。
