【寄り付き概況】
25日午前の日経平均株価は、前営業日比179円97銭高の2万3292円85銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、11.64ポイント高の1702.98で始まった。
前週末のNYダウが109ドル高と4日ぶり反発、ナスダック総合指数も小幅ながら反発しており、これを受けて東京株式市場でもリスクを取る動きを誘導しやすい状況にあり、大きく買い優勢で始まった。
ただ、依然として不透明な米中協議の先行きや香港情勢などを横にらみに買いポジションを一方的に高めるような地合いではなく、目先筋の利益確定売り圧力が意識され、買い一巡後は上値も重くなる可能性がある。主力株が上昇一服感をみせる半面、中小型材料株など個別株物色の動きが強まりそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に鉱業、海運、石油など。
個別では、任天堂は買われ、キーエンス、村田製、東エレクは値を上げている。トヨタ、日産自、三菱UFJ、三井住友、みずほFGは堅調。ファーストリ、三井物、三菱商は締まっている。ソフトバンクG、リクルートHDは強含み。商船三井、川崎船は買いを集めている。
半面、コスモス薬品、資生堂、小野薬は売られ、キリンHD、オリンパスは値を下げている。
テクニカル的には、高松(1762)、学情(2301)、BEENOS(3328)、あさひ(3333)、シップ(3360)、テンポイノ(3484)、システム情報(3677)、日本アジア(3751)、チェンジ(3962)、CAC(4725)、日本エンター(4829)、高純度(4973)、日ヒューム(5262)、ニチアス(5262)、平河ヒュー(5821)、ウィル(6089)、東芝機械(6104)、パンチ(6165)、日ピス(6461)、IMAGICA(6879)、原田工業(6904)、日野(7205)、極東開発(7226)、サイゼリア(7581)、前田工繊(7821)、ニフコ(7988)、内田洋行(8057)、明和産(8103)、モス(8153)、三谷産(8285)、水戸(8622)、USENNEXT(9418)、燦(9628)、ドーム(9681)、JBCC(9889)が動兆。
