続伸スタート、米株高と円安追い風

【寄り付き概況】
 

5日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前週末比261円32銭高の3万6419円34銭。
 
前週末の米国株市場ではハイテク株をはじめ幅広く買いが広がり、NYダウが連日の最高値更新となったほか、ナスダック総合株価指数はダウを大きく上回る上昇率を示した。
 
注目された1月の米雇用統計の内容が市場コンセンサスを大幅に上回る強い内容であったことから、FRBの早期利下げ期待が後退し、NYダウはマイナス圏でスタートしたものの、その後は尻上がりに水準を切り上げた。これを受けて東京株式市場でも足もと強気優勢の地合いとなっている。
また、米10年債利回りの上昇を背景に外国為替市場ではドル高・円安方向に振れており、これも輸出セクター中心にポジティブに作用している。
 
東証株価指数(TOPIX)は上昇し、昨年来高値を上回る場面があった。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、京セラ、ファナックが高い。一方、KDDI、中外薬、豊田通商、ミネベアが安い。

 

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