続伸スタート、米株高で買い先行

【寄り付き概況】

11日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比100円57銭高の3万1847円10銭だった。

前日は欧州株市場で主要国の株価指数が総じて堅調だったほか、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも3日続伸となるなど戻り足を強めている。

中東での地政学リスクが高まるなか、安全資産である米国債を買う動きを誘発し米長期金利が低下傾向にあることが、株式市場にプラスに働いている。
一方、欧米株高は東京市場でも追い風材料だが、日経平均は前日に今年最大の上げ幅となる750円あまりの急伸をみせており、その分だけ上値は重くなりそうだ。

主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇しており、東京株式市場では東エレクやアドテストなど半導体関連銘柄に買いが入り、指数を押し上げている。

業種別では海運や銀行などが下げている。

東証株価指数(TOPIX)は下げに転じる場面もある。

個別では、ソフトバンクグループやレーザーテク、トヨタが高い。一方、NTTデータやトレンド、川崎汽は売られている。

 

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