【寄り付き概況】
10日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比238円23銭高の2万7818円10銭。
きょうも主力株をはじめ幅広いセクターにリスクを取る動きが継続している。前日の欧州株市場では主要国の株価指数が軒並み上昇したほか、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数、S&P500指数の主要株価3指数が揃って大きく上昇しており、東京株式市場も世界株高の流れに乗る形で上げ足を強めている。ただ、きょうは3連休を控えていることや、日本時間今晩に予定される1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に、2万8000円大台近辺では目先利益確定売りに押される展開もあり得る。買い一巡後は上げ幅を縮小するケースも考えられる。なお、きょうはオプションSQ算出日にあたり全体売買代金は通常より膨らむことが予想される。
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=115円台の半ば(9日は1ドル=115円40-42銭)、1ユーロ=132円前後(同131円65-69銭)で取引されている。
