続伸スタート、米株高が支え

【寄り付き概況】
 

11日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比429円61銭高の3万4871円33銭。
 
前日の米国株市場ではハイテク株中心にリスクオンの地合いが継続、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇し、NYダウはザラ場に最高値を上回る場面があったほか、ナスダック指数も一時1万5000大台回復を目前にとらえた。
米主要企業の決算発表本格化を前に、好決算期待の買いが優勢で、東京株式市場でもこの流れを引き継ぐ形となっている。
 
外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることも強気優勢の地合いを後押ししている。ただ、日本時間今晩に12月の米消費者物価指数(CPI)の発表が予定され、この結果を見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は上げ幅を縮小するケースも考えられるだろう。
 
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
 
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、日立が上昇している。一方、楽天グループや富士通、丸井Gは下落している。
 
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