続伸スタート、米株高が支え

【寄り付き概況】

1日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比120円09銭高の3万3292円31銭だった。

前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株価指数が揃って堅調な動きを示した。FRBによる利上げが打ち止めとなることへの期待感が堅調な株価を後押ししており、これが東京株式市場でもリスク選好ムードにつながっている。
ただ、日経平均株価は前日に400円超の大幅高に買われたこともあって、その分上値は重くなりやすい。

一方、東京外国為替市場で円相場が1ドル=142円台前半と円安基調が続いており輸出関連銘柄の一定の支えとなっている。
上値は限定的ながら3万3000円台前半で頑強な値動きが想定される。

ただ、日経平均は上値が重くなる場面もある。前日の日経平均は412円高の3万3172円で終え、7月3日に付けた年初来高値(3万3753円)に近づいている。前日に大幅高となった銘柄を中心に利益確定売りが出やすい。

東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

個別では、ファストリや東エレクなどの値がさ株は上昇。村田製やHOYAなども高い。一方、京セラや三菱電は下落。ファナックやキーエンスも安い。
 

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