【寄り付き概況】
22日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比127円22銭高の4万0942円88銭と、前日に付けた史上最高値を上回った。
前日の米株式市場は、NYダウが269ドル高と4日続伸し最高値を更新。半導体関連株などが値を上げ、ナスダック指数も最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。為替は1ドル=151円60銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
トヨタ株が連日で上場来高値を更新するなど、輸出関連株への買いを促している。
取引開始前に発表された2月の全国消費者物価指数(CPI、2020年=100)は生鮮食品を除く総合が前年同月比2.8%上昇した。1月(2.0%上昇)から上昇率が大幅に広がったものの、市場予想と一致したこともあり、株式相場では目立った反応はみられない。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前日に付けた昨年来高値を上回って推移している。
個別では、日産自やホンダが高い。JALが高い。一方、中外薬の下げが目立つ。楽天グループが売られている。メルカリが安い。
