【寄り付き概況】
5日寄り付きの日経平均株価は、前営業日比221円63銭高の2万1541円18銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、13.68ポイント高の1719.81で始まった。
前日のNYダウが開始早々に500ドルを超える下げをみせたものの、その後は一貫して戻りに転じ、結局大引けは230ドル高と続伸した。東京市場でもこの流れを引き継ぎ広範囲に買いが先行する格好となっている。
米中貿易摩擦への懸念は残るもののクドロー国家経済会議委員長が両国間での貿易戦争が起こる可能性を強く否定したことを受け、投資家心理が改善した。
外国為替市場で1ドル=106円台後半まで大きく円安方向に振れており、輸出主力株を中心に追い風となっている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、31業種が高く、値上がり上位に保険、ゴム製品、精密機器、医薬品、その他製品など。
個別では、任天堂、ソフトバンクGが買われ、ファーストリテは続伸。花王が値を上げ、JT、資生堂は堅調。三菱UFJ、野村、ソニー、ファナックが上伸し、キーエンス、トヨタは小幅高。昭和電工、東海カは反発している。
半面、関西電、富士フイルムは軟調。マネックスGは大幅安。川崎船が小安く、新日鉄住、JFEはさえない。パナソニックが売られ、Vテクは安い。
225先物は、大和・野村・GS・JP・シティ・クレディが買い越し。
UBS・バークレイズ・モルスタ・アムロ・パリバ・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・大和・三菱・パリバ・ソジェンが買い越し。
ドイツ・メリル・アムロ・野村が売り越し。
外資系等は、トヨタ紡(3116)、一工薬(4461)、あみやき(2753)、
プレステージ(4290)、日産化(4021)、太陽誘電(6976)に注目。
テクニカル的には、くら(2695)、キャンドゥ(2698)、スシロー(3563)、∨キューブ(3681)、日ペ(4612)、りらいあ(4708)、ポーラ(4927)、リンナイ(5947)、モリタ(6455)、ライトオン(7445)、イオン北(7512)、ゼンショー(7550〉、グローブライ(7990)、明和産業(8103)、サンリオ(8136)、木曽路(8160)、しまむら(8227)、松屋(8237)、京阪神ビ(8818)、ヤマト(9064)、トランシティ(9310)、都競馬(9672)、メイテック(9744)が動兆
