【寄り付き概況】
7日午前の寄り付きの日経平均株価は買い優勢で、前営業日比122円99銭高の2万2748円72銭と続伸で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、9.02ポイント高の1786.61で始まった。
前日のNYダウが340ドルを超える上昇をみせたほか、ナスダック指数も連日最高値を更新中、このリスクオンの流れが東京市場にも及んでいる。
外国為替市場では円安に推移し足もと1ドル=110円台に乗せており、これも輸出株中心に有利に働いている。円安は米長期金利上昇が背景にあり、金融株にも買いが入りやすいだろう。
一方、米国との貿易摩擦の問題が引き続き懸念されるほか、日経平均は前日まで3日続伸し、この間に450円以上の上昇をみせていることもあって、買い一巡後は利益確定売り圧力も意識されそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種が高く、値上がり上位に銀行、非鉄、機械、ゴム製品、化学など。
個別では、任天堂が値を上げ、ソフトバンクGは底堅い。トヨタ、SUBARUは高く、キヤノン、東エレク、パナソニック、三菱UFJ、三井住友が買われ、野村、東京海上は強含み。東海カが反発し、ジーテクトは小じっかり。JT、武田は買い優勢、コマツ、三菱商は大幅高。
半面、ソニー、日立、村田製、NTT、アステラス薬、スルガ銀は下押している。
外資系等は、くら(2695)、豊田合成(7282)、GMOインター(9449)、ベルーナ(9997)、協和エク(1951)、太陽(4626)、資生堂(4911)、ピジョン(7956)、エムスリー(2413)、島津(7701)、別子(5713)、ナブテスコ(6268)に注目。
テクニカル的には、ミライト(1417)、三井松島(1518)、第一カッター(1716)、積水ハ(1928)、サーラ(2734)、DCM(3050)、日東紡(3110)、あさひ(3333)、ティーガイヤ(3738)、IIJ(3774)、GMOクラ(3788)、ラサ工(4022)、太陽日酸(4091)、電通(4324)、明光ネット(4668)、コニカミノ(4902)、アジュバン(4902)、クミアイ(4996)、ガイシ(5333)、フジクラ(5803)、信号(6741)、ソニー(6758)、トヨタ(7203)、ケーヒン(7251)、システムソフト(7527)、センショー(7550)、VTHD(7593)、パイロット(7846)、ニフコ(7988)、カメイ(8037)、三菱商事(8058)、りそな(8308)、北洋銀(8524)、京阪神ビ(8818)、ドコモ(9437)、共立メンテ(9616)、ベネッセ(9783)が動兆。
