続伸スタート、米利下げ観測の高まり

【寄り付き概況】
 

14日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比303円09銭高の3万6535円60銭。
 
前日の米国株市場ではFRBによる利下げ期待を背景にハイテク株などを中心に大きく買いが優勢となり、ナスダック総合株価指数の上昇率は2.4%に達した。7月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.1%上昇と伸びが鈍化したことが好感され、米長期金利が低下したこともあり、株式の相対的な割安感が高まった。
 
東京株式市場でも米株高は追い風となるものの、日経平均は前日に1200円あまりの急伸をみせていることで、その分上値は限定的となる可能性がある。日本時間今晩に7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、買い一巡後に様子見ムードが広がるケースも考えられるだろう。
 
東証株価指数(TOPIX)も続伸している。

個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、リクルートが上昇している。一方、テルモやコナミG、信越化が下落している。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次