続伸スタート、米ハイテク株高支え

【寄り付き概況】
 

10日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比133円15銭高の3万3896円33銭だった。
 
前日の欧州株市場で主要国の株価が総じて軟調だったほか、米国株市場でもNYダウが一時300ドル超の下落を示すなど利益確定売り圧力が表面化した。ただ、引けにかけ下げ幅を縮小し、ナスダック総合株価指数は小幅ながらプラス圏で引けており、市場センチメントの悪化は限定的だった。
 
これを受けて東京株式市場でも物色意欲は維持された状態にある。日経平均株価は米国の主要株価指数と比べ相対的に出遅れていることもあり上値余地が意識されやすく、足もとドル・円相場が円安水準で推移していることも輸出セクター中心に株価の下支え材料となっている。
 
 
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
 
個別では、東エレクとアドバンテストが高い。ファストリや京セラ、オリンパス、デンソーも買われている。一方、信越化やソフトバンクグループ(SBG)、リクルートが安い。
 
 
 
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