【寄り付き概況】
26日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比191円58銭高の3万9364円73銭。
前日の米国株市場ではNYダウが6日ぶり反落したものの、エヌビディア<NVDA>をはじめハイテク株に買い戻しが入り、ナスダック総合株価指数の方は4日ぶりに大幅反発した。これが足もとの相場に追い風となっている。特に半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大きく切り返したことで、東京株式市場でも同関連株への買い戻しを誘発し、全体指数の押し上げに寄与している。
一方、前日に相場を牽引したバリュー株に利益確定の動きがでれば、買い一巡後に伸び悩むケースも考えられるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やTDK、中外薬などが買われている。一方、KDDIやダイキン、三菱商は下落している。
