続伸スタート、米ハイテク株高で

【寄り付き概況】

13日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比234円95銭高の3万2668円95銭。

主力株をはじめ幅広い銘柄に投資資金が流入している。前日の米国株市場ではハイテク株をはじめリスクを取る動きが強まり、NYダウが5日続伸、ナスダック総合株価指数も3日続伸で年初来高値を更新するなど上値追いが続いていることから、東京株式市場でもこれを引き継ぐ形となっている。米国では今週予定されるFOMCで利上げ見送りの可能性が高いとの見方が投資家心理を強気に傾けている。
ただ、日本時間今晩に発表予定の5月の米消費者物価指数(CPI)を前に、買い一巡後の動きが注目される。

東京株式市場では東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株の上昇が目立つ。

財務省と内閣府が寄り付き前に発表した法人企業景気予測調査によると、4~6月期の大企業全産業の景況判断指数(BSI)はプラス2.7だった。2期ぶりのプラスで、相場の一定の支えになっているようだ。

東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やトヨタが上昇している。三井金やルネサスが高い。一方、エーザイや資生堂は下落している。大ガスや東ガスが安い。

 

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