続伸スタート、米ダウ平均の上昇支え

【寄り付き概況】

4日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比25円78銭高の2万8213円93銭。

前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開でNYダウは300ドルを超える上昇で4日続伸したものの、ナスダック総合株価指数は小幅ながら反落して引けている。

3月のISM製造業景況感指数が市場コンセンサスを下回り、相場の重荷となった。ディフェンシブセクターが頑強な値動きをみせ全体を支えたが、ハイテク株には軟調な銘柄も目立つ。

東京株式市場ではここ日経平均が上値指向を強めていたが、目先買い疲れ感も出ており、きょうは利益確定の売りが出やすい状況にあるだろう。

医薬品株の上昇が日経平均を支えている。ニューヨーク原油先物が需給引き締まり観測から3日に大幅上昇したのを受けてINPEXが高く始まった。

一方、外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れているのはトヨタなど輸出関連株の重荷となっている。日経平均は前日に約1カ月ぶりの高値で終えており、高値警戒感も高まりやすい。

東証株価指数(TOPIX)も一進一退となっている。

個別では、中外薬、日東電、デンソー、アステラスが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、安川電、エムスリー、TDKが安い。

 

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