続伸スタート、日米首脳会談は影響限定的

【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は、前日比73円66銭高の2万2231円86銭と5日続伸してスタート。
18日のNYダウが3日ぶりに反落した一方、ナスダック総合指数は3日続伸するなど、まちまちの動き。ネガティブに反応したIBM急落の影響が反映されたもので、ナスダック指数はプラスを堅持するなど引き続きリスク選好ムードが優勢となっている。
東京株式市場でもこの流れがプラスに働いた。
日米首脳会談で記者会見が行われたが、影響は限定的のようだ。下値では押し目買いニーズが強い。
 
取引開始前に財務省が発表した8-14日の対外対内証券売買契約は、非居住者の株式取引が3083億円の取得超で、3週連続の取得超となっている。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=107円台の前半(18日終値は1ドル=107円30-31銭)、1ユーロ=132円台の後半(同132円67-71銭)で取引されている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種が高く、値上がり上位に石油、海運、鉱業、鉄鋼、非鉄など。

 
個別では、フトバンクGが買われ、ファーストリテ、JTは小幅高になっている。東京海上が値を上げ、三菱UFJは堅調。
半面、東エレクが続落し、キヤノン、ファナック、ソニー、キーエンス、SUBARUが下押し、ブリヂストン、マネックスGが値を下げ、スルガ銀は安い。小野薬は小幅安となっている。
 
225先物は野村・パリバ・クレディ・GS・JPが買い越し。
ソジェン・シティ・バークレイズ・日興・モルスタ・みずほが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・モルスタ・野村・立花が買い越し。
みずほ・JP・メリル・パリバ・アムロが売り越し。
 
外資系等はコメダ(3543)、アルヒ(7198)、SHIFT(3697)、テルモ(4543)、日電産(6594)、中電(9502)に注目。
 
テクニカル的には、マルハ(1333)、熊谷組(1861)、日本粉(2001)、クックパッド(2193)、名糖産業(2207)、TSI(3608)、大王紙(3880)、日産化(4021)、住友ベ(4203)、DNC(4246)、パーク24(4666)、ライオン(4912)、小林薬(4967)、セガサミー(6460)、日光電(6849)、シスメックス(6869)、コロワイド(7616)、島津(7701)、スノーピーク(7816)、イオン(8267)、住友不(8830)、福山運(9075)、光通信(9435)、中電(9502)、大ガス(9532)、共立メンテ(9743)、丹青社(9743)が動兆。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次