【寄り付き概況】
19日の日経平均株価は前日比59円70銭高の2万2961円47銭で寄り付いた。
米税制改革の週内成立期待を背景に18日の米国株式が連日で高値更新となった流れを受け、買いが先行した。欧州株高も支えとなり、続伸歩調となっている。
米国では一時調整色を強めていた半導体関連も買い直される展開で、東京株式市場にもこの流れが波及し、日経平均寄与度の高い値がさ株を中心に全体相場に浮揚力を与えそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、22業種が高い。値上がり上位に紙パルプ、ゴム製品、鉄鋼、電力ガス、機械など。値下がりで目立つのは石油、保険、海運など。
個別では、東エレク、SUMCOが上伸し、信越化、日立、ファナック、ファーストリテは堅調。ブリヂストン、トヨタ、三菱UFJ、野村が買われている。
半面、ソニーが緩み、オムロンはさえない。ソフトバンクGが値を消し、KDDI、NTT、任天堂は小幅安。塩野義は軟調。大東建託、大成建、鹿島は大幅安、郵船、昭和シェルが売られている。
225先物は、ソジェン・みずほ・JP・野村・ドイツ・クレディが買い越し。
アムロ・HSBC・SBI・大和・メリル・GSが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・野村・みずほ・ドイツが買い越し。
大和・アムロ・三菱・モルスタが売り越し。
テクニカル的には、タマホーム(1419)、ファーストコ(1430)、東亜建(1885)、ハブ(3030)、ミタチ(3321)、シップ(3360)、テイカ(4027)、関電化(4047)、太陽日酸(4091)、塩野義(4091)、大正薬(4581)、ペプチド(4587)、住友ゴム(5110)、特殊陶(5334)、MARUWA(5344)、ニッカトー(5367)、パンチ(6165)、富士ダイス(6167)、クボタ(6326)、アイチ(6345)、ダイキン(6367)、UMCエレ(6615)、ヨコオ(6800)、横河電(6841)、新電工(6967)、コンコルディア(7186)、トヨタ(7203)、日野(7205)、第一興商(7458)、中本パ(7811)、ダンロップス(7825)、トッパンF(7862)、バルカー(7995)、紅(8002)、物産(8031)、商事(8058)、菱電商(8084)、新光商(8141)、コメリ(8218)、三井住友ト(8309)、太平洋興(8835)、ニッコン(9072)、福山通(9075)、ANA(9202)、学研(9470)、セコム(9735)、アイネス(9742)、船井総研(9757)、日鉄物(9810)が動兆。
