【寄り付き概況】
15日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比83円24銭高の2万7686円01銭。
マーケットの関心が高かった1月の米消費者物価指数(CPI)は総合指数が前年同月比で6.4%上昇、前月比では0.5%上昇と市場予想を上回ったことで、午前中はNYダウが400ドル超の急落をみせるなど波乱含みの展開だった。
しかし、その後は買い戻される展開となり下げ幅は限定的なものにとどまった。また、ナスダック総合株価指数はプラス圏で引けるなど強さを見せている。
これを受けて東京株市場でも不安心理が後退し、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となっている。外国為替市場で円安に振れていることも輸出セクターなどを中心に追い風材料となりやすいだろう。
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
個別では、SUBARUやクボタ、GSユアサが高い。アドテストや三菱重、日本製鉄も上昇している。半面、リクルートと東ガス、京王は安い。
