続伸スタート、円下落と米半導体株高

【寄り付き概況】
 

4日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比42円67銭高の3万8594円73銭。
 
前日の米株式市場では、NYダウは184ドル安と反落。中東情勢への警戒感で売りが優勢だった。米国株が下落したものの、日経平均株価は下値に買いが入り底堅くスタートした。また、為替は1ドル=146円80銭前後と前日夕方に比べやや円安で推移している。
 
ただ、上値追いの動きは限られている。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。イランによるミサイル攻撃を受けたイスラエルが近く報復を始めるとの見方があり、中東情勢が緊迫している。日経平均は前日に700円あまり上昇していたため、利益確定売りが上値を抑えている。
 
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
 
個別では、ファストリやリクルートが高い。ソニーGやキーエンスが上昇し、INPEXやENEOSも買われた。一方、川崎汽や郵船、商船三井など海運株の下げが目立つ。

 

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