【寄り付き概況】
22日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比96円47銭高の2万8614円06銭。前日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、東京株式市場でも買いが優勢となっている。上げ幅は一時150円を超えた。
主力株をはじめ幅広く買いが先行する形でスタートした。前日の米国株市場では消費関連株やハイテク株が大きく買い戻され、NYダウ、ナスダック総合株価指数、S&P500指数の主要3指数いずれも急反発に転じており、この流れを引き継ぐ形となっている。
前日に日経平均株価が579円高と急反騰していたこともあり、その分上げ幅は限られそうだ。
クリスマス休暇で海外投資家の売買が細り全体商いが減少するなか、買い一巡後はアジア株市場の動向や米株価指数先物の値動きを横目に不安定な地合いとなる可能性もあるだろう。
外国為替市場では円相場が1ドル=114円台前半と前日夕に比べて円安・ドル高で推移し、輸出関連の採算改善も意識されている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小動き。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクが買われている。一方、レーザーテクや任天堂は下げている。
