続伸、米株高受け買い先行

【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前週末比187円34銭高の2万3391円96銭だった。前週末の米株式相場ではハイテク株中心に買われNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が大きく上昇した。
これを受けて、東京市場でも主力株中心に広範囲に買いが先行している。
きょうは9月末の配当権利落ち最終売買日にあたり、配当再投資に絡んだ先物買い期待も支えだ。
 
ただ、欧州などで新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることは懸念材料として意識される。また、米中摩擦に対する警戒感も拭えず、上値を積極的に買う動きは見込みにくい面もあり上昇一巡後は強弱感が対立しそうだ。
個別では、半導体大手の関連会社の上場延期を発表した東芝(6502)は売り気配で始まった。東エレク、アドバンテスト、TDKが軟調となっている。
 
半面、ソフトバンクG、ソニー、富士通が高く、ファナック、ダイキン、ファーストリテは買われている。
 

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