続伸、米株高、投資心理改善で買い優勢

【寄り付き概況】

3日の日経平均株価は前日比74円47銭高の2万475円25銭で寄り付いた。
 
前日の米国株市場ではNYダウが152ドル高と大幅高で4連騰、過去最高値を更新した。米ネバダ州ラスベガスでの銃乱射事件の影響はテロの可能性が低いと判断されたことで限定的なものにとどまった一方、ISM発表の9月の製造業景況感指数などの経済指標が市場コンセンサスを上回ったことなどが好感された。
 
東京株式市場でも相対的な出遅れ感から広範囲に物色の矛先が向きそうだ。
22日投開票の衆院選は、「自民・公明」「希望・維新」「立憲民主党・共産・社民」の3極が争う構図となり、野党票の分散で与党優位との見方から買いが入りやすいとの指摘もあった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業を除きほぼ全面高、値上がり上位に陸運、電力ガス、ガラス土石、電気機器、紙パルプなど。
 
個別では、任天堂が高く、日立、ソニーやファナック、キーエンスも堅調で、アドバンテスは大幅高。日産自が5営業日ぶりに反発し、トヨタ、マツダは底堅い。三菱UFJ、三井住友、第一生命は、日本郵政、ファーストリテ、アサツーDKが買われている。
 
半面、小野薬、ダイフク、ソフトバンクGがさえない。資生堂は軟調で、花王、国際帝石、JXTGは弱含み。

225先物は野村・日興・モルスタ・三菱・クレディが買い越し。
アムロ・JP・ドイツ・SBI・メリル・パリバが売り越し。
TOPIX先物はメリル・JP・モルスタ・みずほ・大和が買い越し。
GS・ドイツ・日興・バークレイズが売り越し。
 
テクニカル的には、フィードワン(2060)、スタジオアリ(2305)、ディップ(2379)、DeNA(2432)、ティア(2485)、パル(2726)、エディオン(2730)、ハウス食(2810)、丸善(3159)、ミタチ(3321)、ヒトコム(3654)、セック(3741)、三菱ケミ(4188)、有機薬(4531)、ワタベ(4696)、トーセ(4728)、日コン(5269)、TYK(5363)、ニッカトー(5367)、A&AM(5391)、JFE(5411)、アサヒ(5857)、日フィルコン(5942)、パンチ(6165)、東洋機械(6210)、ASB(6284)、日立(6501)、安川(6506)、JDI(6740)、フォスタ(6794)、古野電(6814)、アルパイン(6816)、横河(6841)、メガチップス(6875)、大真空(6962)、IHI(7013)、全国保証(7164)、コンドーテック(7438)、コジマ(7513)、トプコン(7732)、ノーリツ鋼(7744)、スクロール(8005)、Gウィン(8111)、AIT(9381)、富士ソフト(9749)、丸紅リ(9763)、イノテック(9880)、プレナス(9945)が動兆。

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