日経平均株価は前営業日比63円47銭高の2万3366円79銭と東証株価指数(TOPIX)は0.39ポイント高の1697.06と小幅な値動きとなった。
米中貿易協議の進展期待から前週末の米株式市場で主要3指数がそろって過去最高値を更新し、東京市場でも運用リスクを取る動きが優勢だった。アジア各国・地域の株価指数が堅調に推移すると、日経平均は上げ幅を100円超に広げた。ただ、日経平均が年初来高値圏で推移するなか、利益確定売りも出やすかった。
半導体株など値がさ株の一角が買われて続伸した。ただ、相場全体を動かす新たな取引材料はない。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8978億円、売買高は5億8654万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は942と、全体の約4割にとどまった。値下がりは1113、変わらずは95銘柄だった。
