【寄り付き概況】
2日の日経平均株価は前日比71円28銭高の2万57円07銭で寄り付いた。
日経平均は2万円大台を回復して始まった。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに堅調な値動き。
前日の欧米株市場は総じて上昇、米国株市場ではNYダウが6日続伸で5日連続の過去最高値更新と強調展開が続き、リスク選好ムードが強い。外国為替市場では1ドル=110円台前半の推移で、引き続き円高に対する警戒感は残るものの足もとはドルが買い戻される流れにあり、これもプラス材料となっている。本格化する決算発表をにらみながら、個別に好業績銘柄を物色する動きも継続し全体相場を支えそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種前後が高く、値上がり上位に鉄鋼、その他金融、保険、ゴム製品、銀行など。値下がりで目立つのは鉱業、非鉄、繊維など。
個別では、ソニーが安寄り後に切り返し、村田製、日本電産、キーエンス、東エレク、信越化、ファナックも値を上げている。ホンダが大幅高で、トヨタ、SUBARUもしっかり。ソフトバンクG、オリックス、JFE、新日鉄住が買い優勢で、コマツも底堅い展開。
半面、エプソンが小幅安で、スズキはさえない。NTTが甘く、JTも弱含みで、ファーストリテは売り物、旭硝子が下落している。
225先物はGS・アムロ・モルスタ・JP・パリバ・HSBCが買い越し。
ソジェン・シティ・松井・∪BS・メリル・SBIが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・GS・クレディ・ソジェン・バークレイズが買い越し。
パリバ・メリル・みずほ・ドイツが売り越し。
外資系等はローム(6963)、ホンダ(7267)、東ソー(4042)、参天(4536)、大塚商会(4768)、旭硝子(5201)、ソニー(6758)、ユニシス(8056)、ネットワン(7518)、ドトル(3087)、セーレン(3569)、積水化学(4204)、ポーラ(4927)、テクノプロ(6028)、ホーチキ(6745)、東邦ガス(9533)、日東電工(6988)、シマノ(7309)、アークランド(3085)、サカイ(9039)、ホギ(3593)、JAL(9201)に注目。
テクニカル的には、ミライト(1417)、大成建(1801)、長谷工(1808)、鹿島(1812)、NIPPO(1881)、関電工(1942)、コカBJI(2579)、ハウス食(2810)、アリアケ(2815)、マツキヨ(3088)、ウェルシア(3141)、東急不(3289)、東レ(3402)、トウキョウベース(3415)、コーエー〈3635)、トーモク(3946)、オークネット〈3964)、保土谷(4112)、武田(4502)、コニシ(4956)、クミアイ(4996)、アサヒ(5857)、三和(5929)、LIXIL(5938)、タカキタ(6325)、エレコム(6750)、遠藤照(6932)、日東電(6988)、コンコルディア〈7186)、西日本FH(7189)、トヨタ〈7203)、曙(7238)、ショーワ〈7274)、カッパ(7421)、JMS(7702)、SHOーBI(7819)、忠(8001)、物産(8031)、住商(8053)、デサント(8114)、新光商事(8141)、上新電(8173)、AOKI(8214)、滋賀銀(8366)、ほくほく(8377)、セブン銀(8410)、媛銀(8541)、関西ア銀(8545)、京阪(9045)、商船三井(9104)、JAL(9201)、宇徳(9358)、上組(9364)、日テレ(9404)、BS11(9414)、ミニストップ(9946)、イーストン(9995)が動兆。
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