【寄り付き概況】
21日の日経平均株価は前日比146円04銭高の2万456円50銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、10.23ポイント高の1678.15で始まった
前日の米国株市場ではNYダウが9日続伸で7日連続の最高値更新と異彩を放っており、リスクを取る流れは外国人投資家などを通じて東京市場にも波及している。
外国為替市場では1ドル=112円台半ばまで円安が進行、これも主力株を中心に追い風材料となっている。日経平均は前日まで3日続伸でこの間に500円強の上昇をみせているだけにスピード警戒感もあるが、良好な外部環境を受けて上値追いが続く。
きょうは日銀の金融政策決定会合の結果が昼ごろに判明するが「現状維持」との見方が強く、全般に与える影響は軽微とみられる。
寄り付き時点で業種別では33業種中、水産を除きほぼ全面高、値上がり上位に鉱業、銀行、保険、海運、石油。不動産など。
個別では、トヨタ、SUBARU、ファナック、日立も堅調で、京セラは年初来高値を更新した。三菱UFJ、三井住友、みずほFGや野村、第一生命、東京海上は買い優勢の展開。JAL、日本郵政も買われている。
半面、ソニー、TDK、三菱電、東エレク、村田製、キーエンスや任天堂は利益確定売りに押されている。ソフトバンクGが弱含み。
225先物はメリル・アムロ・パリバ・ソジェン・クレディ・モルスタ・GSが買い越し。
野村・みずほ・UBS・ナティクス・日興・大和が売り越し。
TOPIX先物はGS・JP・みずほ・ドイツ・モルスタが買い越し。
三菱・日興・野村・ソジェン・メリル・シティが売り越し。
外資系等は、ツルハ(3391)、トリケミカル(4369)、シーズ(4924)、ふくおか(8354)、千葉銀(8331)、静銀(8355)、スルガ銀(8358)に注目。
テクニカル的には、浅沼組〈1852)、PS三菱(1871)、三機工(1961)、サーラ(2734)、三交(3232)、オープンH(3288)、ケイアイスター(3465)、enish(3667〉、日医工(4541)、C&R(4763)、コニカ〈4902)、神戸鋼〈5406)、JFE(5411)、淀鋼(5451)、大紀アルミ(5702)、アイダ〈6118)、石川製(6208)、日樹工(6298)、キトー(6409)、明電舎(6508)、芝浦メカ〈6590)、サクサ(6675)、ホシデン(6804)、イマジカロボ(6879)、太陽誘電(6976)、日東電(6988)、SUBARU(7270)、小野建(7414)、SHOEI(7839)、静銀(8355)、山合銀(8381)、東洋証(8614)、東海東京(8616)、いちよし(8624)、SOMPO(8630)、アルテック(9972)が動兆。
